FLARE SYSTEMSのローカル5Gシステムが3GPP Release16に対応した端末との接続を確認

 「通信の民主化」を目指し次世代通信システムの開発を行うベンチャー企業 株式会社FLARE SYSTEMS(フレアシステムズ)(代表取締役:中川貴之、本社:東京都文京区、以下「FLARE SYSTEMS」)は、ローカル5Gの基地局・5Gコア・マルチアクセスエッジコンピューティング(注1、以下「MEC」)を一体化した新たな基地局の開発を進めています。このたび、FLARE SYSTEMSのローカル5Gシステム「FS2-L5G-1」とサイレックス・テクノロジー株式会社(代表取締役社長:三浦 暢彦、本社:京都府精華町、以下「サイレックス」)の開発する3GPP Release16(注2)対応のローカル5G端末との検証を開始し、接続を確認しました。


 3GPP Release16では、超高信頼性低遅延通信(URLLC)の機能が大幅に強化されており、過去のリリースは実現できない低遅延と高信頼性が特徴となります。これにより、ローカル5Gシステムが、リアルタイム映像配信、工場の自動化、交通のスマート化といった新たなユースケースに対応することが期待されます。 FLARE SYSTEMSとサイレックスは、今後も連携を継続し、URLLCを含めた3GPP Release16の各機能を検証してまいります。


サイレックス3GPP Release16対応端末検証機


FLARE SYSTEMSローカル5Gシステム「FS2-L5G-1」



 なお、本システムは、10月17日から20日にかけて幕張メッセで開催されるCEATEC 2023のFLARE SYSTEMSブースで展示します。

■CEATEC 2023 出展概要
 会期:2023年10月17日(火)~20日(金)
 会場:幕張メッセ
 出展先:スタートアップ&ユニバーシティゾーン ホール4「S115」
  https://www.ceatec.com/ja/exhibition/detail.html?id=251

 詳細・事前来場登録はこちら >>   https://www.ceatec.com/ja/
 ※展示会のホームページに遷移します


 FLARE SYSTEMSはサイレックスの3GPP Release16対応の端末と連携することにより、低遅延で信頼性の高いローカル5Gネットワーク環境を実現します。



以上

(注1)通信端末に近い場所にサーバーを配置することで通信の遅延時間を短縮させる技術
(注2)セルラ通信方式の国際標準化機関である3GPPにより2020年6月仕様化された5G通信の標準規格

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