地域活性化に貢献する実証機「FS3-N41-1」を開発

BWAの5G対応により、地域活性化に貢献する実証機「FS3-N41-1」を開発

 株式会社FLARE SYSTEMS(フレアシステムズ)(代表取締役:中川貴之、本社:東京都文京区、以下「FLARE SYSTEMS」)は、BWA(注1)に対応したソフトウェア基地局の実証機「FS3-N41-1」(以下「本製品」)を開発しました(注2)。本製品により、現在4G/LTEにて運用している地域BWAサービス(注3)を5Gにスムーズに対応していくことが可能になります。


 本製品は、BWAの周波数帯(2.5GHz)に対応したソフトウェアベースの通信システムで、BWA制御のコア機能と、基地局機能の両方を含んでいます(注4)。FLARE SYSTEMSは、これまでコア一体型ローカル5Gシステム「FS2-L5G-1」を提供しており(注5)、この度、その基礎技術を応用することで、本製品を開発するに至りました。また、本製品に対応するEMS(注6)を提供し、遠隔からの簡易なシステム運用を実現します。


FS3-N41-1の製品外観と構成イメージ


 地域BWAは、これまで地域利用の免許として活用が進展しており、2024年11月時点で114事業者6,933局の免許が交付されています(注7)。 BWAの5G化は、2020年夏に制度整備が完了しており、既に可能となっていますが、端末・基地局の対応やコストの観点から、5Gへの移行は十分に進んでいない現状があります。
 本製品は、ソフトウェアの制御により、4G/LTEと5Gを切り換えて運用することができ、地域BWAサービスを運用中のケーブル事業者、自治体の5Gへの移行に貢献することができます。また、本製品は、プラント、上下水道施設、スタジアムなど地域における広域の産業用途において、自営BWA(注8)としての活用も可能です。


FS3-N41-1の活用イメージ


 FLARE SYSTEMSは、ローカル5GおよびBWA両方の通信方式で、高性能で信頼性の高い5Gネットワークと使い勝手の良い地域通信システムを提供し、地域産業も含めた地域活性化に貢献してまいります。



以上


(参考)FS3-N41-1の仕様

システム名称(製品型番) FS3-N41-1
中心周波数 2.585GHz
対応周波数 B41、n41
帯域幅 20MHz
変調方式 QPSK, 16QAM, 64QAM, 256QAM
複信方式 TDD
MIMO 2T2R
同期方式 GPS
電源仕様 AC100V
サイズ W x D x H 39.4 x 28.5 x 12.5 mm ※突起部を含まず
重量 約10.7kg
※仕様は予告なく変更される場合があります


(注1) BWA(Broadband Wireless Access)
   2.5GHz帯などの高い周波数帯の電波を利用した無線によるインターネット
   接続などを実現するシステム
(注2) 本製品は、地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターによる
   令和6年度『クラウドと連携した5G・IoT・ロボット製品開発等支援事業』の
   一環として共同研究・開発した製品です。
(注3) デジタルディバイドの解消や地域の公共の福祉の増進に寄与することを目的
   として導入された2.5GHz帯の周波数(2,575~2,595MHz)の電波を用いた
   電気通信業務の無線システムを用いた地域向けサービス
(注4) コアを分離して配置することも可能です。
(注5) すぐに使える、小型・低消費電力・高性能なローカル5Gシステム
    https://flare-systems.co.jp/news/press-release/888/
(注6) システムの設定や状態を管理し、保守・運用業務を効率化する管理システム
(注7) 「地域BWA推進協議会」発表のデータより抜粋
(注8) 地域BWAが使われていないエリアで、企業などが自己の土地内や建物内に
   専用のBWAネットワークを構築・利用できる制度

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