株式会社FLARE SYSTEMS(フレアシステムズ)(代表取締役:中川貴之、本社:東京都文京区、以下「FLARE SYSTEMS」)と、アイピーネットフュージョン株式会社(代表取締役社長 堀田 悦生、本社:東京都渋谷区、以下「アイピーネットフュージョン」)は、ローカル5Gシステム「FS2-L5G-1」と5G SA(注1)に対応した多端末疑似UEシミュレーター「SIMNOVATOR」を接続し、128台の同時接続を確認しました。
FS2-L5G-1は、ローカル5Gの5Gコア、RU/DU/CU(注2)、マルチアクセスエッジコンピューティング(注3)を一体化したソフトウェア基地局です。SIMNOVATORは、5G/LTE無線基地局の各種検証に必要な機能を提供する、SDR(注4)ベースで開発された多端末疑似UE(注5)シミュレーターです。このたび、FLARE SYSTEMSのローカル5G基地局「FS2-L5G-1」と、アイピーネットフュージョンの「SIMNOVATOR」とが接続し、128台のUEが、同時に安定して動作することを確認しました。
5G SA UEシミュレーター「SIMNOVATOR」
検証の様子(写真左:SIMNOVATOR、右:FS2-L5G-1)
FLARE SYSTEMSとアイピーネットフュージョンは、今後も連携を継続し、高性能で信頼性の高いローカル5Gネットワーク環境の実現を目指してまいります。
(注1)コア設備や基地局なども含めて5G専用の技術と設備で構成した5Gシステム
(注2)RU = Radio Unit、 DU = Distributed Unit、CU = Central Unit:
5G移動体通信システムの無線基地局を構成する機能
(注3)通信端末に近い場所にサーバーを配置することで通信の遅延時間を短縮させる技術
(注4)Software Defined Radio:無線通信システムの機能をハードウェア変更なしで、
ソフトウェアあるいはプログラマブルなハードウェアを使用して、
様々な方式に対応できる無線通信システムやその通信技術
(注5)User Equipment:端末